ブートローダー(GRUB)

ブートローダーとは
OSを複数インストールしている場合に、起動画面で起動するOSを選択することができる機能です。(ざっくり)
今回はGRUBというブートローダーの設定をしてみます。

■ 設定
以下の構成での設定ファイルサンプルです。
HDDの1番目のパーティション:WindowsXP
HDDの2番目のパーティション:CentOS

設定ファイル:/boot/grub/grub.conf

# デフォルトで起動するOSを選択
# 下記の「title」で定義されているOSを0から設定する。
# WindowsXPを最初に起動する場合は「1」
default=0
# OS選択画面での待機秒数
timeout=30
# GRUBの背景画像
splashimage=(hd0,1)/grub/splash.xpm.gz

# OS選択画面で表示するOS名称(設定1)
title title CentOS
# GRUBが存在するパーティション。0から数えます。
# (hd●, ×)⇒(●台目のHDDの×番目のパーティション)
root (hd0,1)
# 起動するカーネルと引数を指定
kernel /boot/vmlinuz-2.6.18-128.1.6.el5 ro root=LABEL=/
# SCSIデバイス用の設定
initrd /boot/initrd-2.6.18-128.1.6.el5.img

# OS選択画面で表示するOS名称(設定2)
title Windows XP
root (hd0,0)
# ルートパーティションをアクティブにする
makeactive
# 最初の1セクタを読み込んで実行する
chainloader +1


※ 設定ファイルで「0」と表記されている場合は「1」に脳内変換すると読みやすい。